2016年12月31日土曜日

New Year - Death Cab for Cutie 和訳

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Twitterの方では、毎年年が変わる瞬間にこの曲を聴いて
#nowplaying 付きでツイートをするっていうのが
僕の毎年の習慣なんですが、

今回はせっかくなので訳しました。
歌詞の世界観を理解するためにも
下の考察も読んでいただきたいです。

それでは、、




[Verse 1]
So this is the new year
そう、これがニューイヤー(新年)
And I don't feel any different
違いなんてものはわからない
The clanking of crystal
グラスのなる音や
Explosions off in the distance
遠くで花火のなる音、、
In the distance
そう、遠くで

[Verse 2]
So this is the new year
そう、これがニューイヤー(新年)
And I have no resolutions
新年の抱負なんてものはない
For self assigned penance
過去の行いの償いや
For problems with easy solutions
簡単に解決する問題に対する抱負なんて、、

[Verse 3]
So everybody put your best suit or dress on
そして皆んながお気に入りのスーツやドレスを着て、
Let's make believe that we are wealthy for just this once
この時だけは裕福だって信じよう
Lighting firecrackers off on the front lawn
前庭で爆竹に火をつける、
As thirty dialogs bleed into one
30もの会話が一つになるとき、、*

[Verse 4]
I wish the world was flat like the old days
昔みたいに世界が平らだったらと願う
Then I could travel by just folding a map
そしたら地図を折るだけでどこにでも行ける
No more airplanes, or speed trains, or freeways
飛行機も電車も高速道路だって必要ない
There'd be no distance that could hold us back
僕たちを引き止める距離なんてものはない

There'd be no distance that could hold us back
僕たちを引き止める距離はない
There'd be no distance that could hold us back
僕たちを引き止める距離なんてないんだ

So this is the new year (4x)
そう、それがニューイヤー(新年)


考察
アメリカの新年といえば、みんなパーティーや食事会に出かけ、
お酒をのんだり花火をみたり、きらびやかに過ごします。
デスキャブのベンさんは、普段と変わらない1日だと言いますが、
そこには遠距離恋愛の相手がいるから、
というのが歌詞の背景にあるようです。

新年の文化的位置、過ごし方、捉え方の違いから
”New Year”は新年ではなくカタカナでニューイヤーとしました。

[Verse1] “The clanking of crystal” グラスのなる音や
花火のなる音はどちらも華やかなニューイヤーズ・イブを
描写しています。

[Verse3] “As thirty dialogs bleed into one”
この表現は新年のカウントダウンが終わると皆各々が
話していた会話は ”Happy New Year!!”になるという
ところからきていると思います。

[Verse4]そんな新年に無関心なベンさんは、
世界が平らだったら(昔そう信じられていたように)、
遠距離恋愛中の相手との距離もないのに、、、
と新年を他の人のように祝えない気持ちを暗示しています。

以上が考察です。


デスキャブは筆者の一番好きで思い入れのあるバンドです。
一見、暗い音楽ですがサウンドはエモーショナルで、ライブでは
バンドメンバー汗だくになりながら演奏したり、、
歌詞もアメリカ人の皮肉的なところやユーモアがよく表れていて
とても面白いバンドだと思います。

機会がありましたら彼らの他の曲も訳そうと思います。


ではみなさん、
新年あけましておめでとうございます!

2017も良い年になりますように☺


この曲の一人称や文末表現には翻訳者の個人的な
アーティストに対する解釈が表れています。
訳し間違い、違った解釈がありましたら教えてくださいね。

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